やっと、昨年の秋に刈取ったゴマの洗浄作業を行うことができました。
洗浄は完全手洗いです。
水道水で洗いながら、石や土などの重い異物を取り除いていきます。
単純ですが、難しい作業です。
このような土の塊や砂粒はタルの底に沈むので、取り除くことができます。
きれいになったゴマはネットに入れて、脱水機で水を切ります。
トレイの上に広げて、乾燥機で低温乾燥させます。
仕上がったゴマです。
自社できるのはここまで。
この状態では、雑草の種などのゴマ以外のものが含まれています。
たくさんのゴマを人の目と手で選別するのは無理なので、この後は、ゴマ専門の加工業者さんに送り、専用の機械をいくつも使って、異物を完全に取り除いてもらいます。
栽培、刈取り、乾燥、脱穀、篩かけ、唐箕かけ、洗浄、乾燥、異物除去と、こんなに手間がかかるとは、自分で作るまで知りませんでした。
どんな食品も、畑から食卓にたどり着くまでには、たくさんの手間と時間がかかっているはずです。
食べ物に感謝して、残さず食べようと思います。