いま牟礼工場はシソの収獲真っただ中!
7月の後半から始まり、8月後半まで1カ月の間、収獲や洗浄を行っています。
5㎝ほどの苗はすくすく育ち、高さ90~100㎝と、大人の腰くらいまでに成長しました。
収穫期前半は風雨で倒れてしまったり、後半は雑草の勢いに負けてしまったりと、
手が掛かりましたが、ようやく収獲に漕ぎ着けました。
目の覚めるような鮮やかな紫で畑に彩りを添えていたシソ。
ひとつひとつ丁寧に株元から手作業で刈り取ります。
刈り終えたシソはトラックに乗せ、すぐに工場へ運ばれます。
工場内では葉もぎ専用の機械を使って、柔らかく、色味や香りのよい葉の部分だけをもぎ取ります。
その後、洗浄、乾燥、選別や粉砕などの工程を経て、おなじみの七味素材へ。
葉もぎ工程や洗浄・乾燥工程の部屋ではさわやかなシソの香り...。
この香りを嗅ぐと「牟礼工場の夏」という感じがします。
また、他の畑ではトウガラシたちが実を付け始めました。
今はまだ緑色ですが、収穫を迎える10月頃に向け徐々に畑を赤く彩っていきます。
お盆過ぎにはさわやかな秋らしい風が吹いてくる飯綱町ですが、
今年は畑に小さなオンブバッタや、けたたましい音をたてて跳ぶショウリョウバッタなど、
様々なバッタを見かけるようになり、例年よりも秋が近いなと感じます。
畑の万願寺唐辛子や花椒も赤く色づいてきました。
こちらの収獲も間近に迫っています。