年が明け、自社農場がある飯綱町も寒さと降雪のピークを迎えています。
今年の冬は例年より雪が多く、除雪作業で朝から体がぽかぽか温かくなっています。
冬真っ只中の自社農場ですが、唐辛子のもぎ取り作業を引き続き進めています!
後ろに積みあがった青いコンテナのタワーには、収穫した唐辛子がたくさん詰まっていて、
このタワーを見るたびにいっぱい収穫したんだな、と思いながら今日も唐辛子たちと向き合っています。
その一方、枝折りというもぎ取りとは切っても切り離せない作業を進めました。
枝折りとはその名の通り、もぎ取りがしやすいように、はぜ干しした唐辛子の枝を折り、唐辛子の果実が付いた部分を集める作業です。
今回は「信鷹」という小ぶりでぷっくりした唐辛子の枝折りをしました。
ぱき、ぱき、という乾いた音が雪が積もる農場に響き渡ります。
なかなかこの信鷹、枝の伸びが自由奔放でして...(笑)
枝のあちこちで唐辛子たちがかくれんぼしています。
ですが枝に沿って点々と果実が付いていることもあり、形も相まって、ろうそくの灯のように、私たちを枝先の唐辛子に導いてくれているようでした。
また最近は晴れ間も見え始め、唐辛子の表面が太陽の光を受けてステンドグラスのようにきらきらと輝いています。
このきらきらはよく乾燥している証だな、と思う冬のひと時でした。
まだまだ畑は雪の白い絹のお布団で眠る期間が続きますが、次の春に向けてもうひと踏ん張りです。