大雪を乗り越え、雪が降っても日差しで溶けていくくらいの天気に落ち着いてきました。
冬はもぎ取りの内容が多くなってしまうので...
今回は、前回のブログ更新後に2つのイベントがあったので、そちらをご紹介したいと思います。
とある雪の日、広い作業室には赤くて長い唐辛子の姿が...
信州の伝統野菜の1つである大鹿唐辛子が牟礼工場にやってきました。
大鹿唐辛子は、飯綱町から150キロほどの南の場所に位置する大鹿村で栽培されており、大鹿村でのみ栽培されている貴重な唐辛子です。
検品をして色別に分けていると、いつの間にか目の前には大鹿唐辛子の山が出来上がっていました。
大鹿唐辛子は直営店の調合サービス「カスタムブレンド」の素材として提供しておりますので、ぜひお試しください!
また、次年度の準備の1つとして、種出しを行いました。種出しとは、種取り用に栽培した唐辛子から、来年度の種まきに使う種を取り出す作業です。
乾燥した唐辛子を揉んだりピンセットを使ったりしながら、お椀いっぱいに種を取り出していきます。
雪とは違う黄色い種の山を作り続けること4時間...取り出した種は、自社農場の主力品種である信八だけでも400グラム以上!
信八の種の大半は、契約農家の方々に配布する苗として育苗します。
このように八幡屋礒五郎の唐辛子は、多くの生産者の方に支えられています。生産者のみなさま、いつも栽培ありがとうございます。
晴れ間も増えた飯綱町、朝から晴れた日には北信五岳のきれいな山並みを見ることができました。
雪がたくさん降らなくても、建物や車が大きなつららを貯えるほどの寒い気温は続きそうです...